STはるの研鑽記

老健STが孤独にめげず自己研鑽に励むブログです。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

義歯の役割

歯は食べ物を美味しく食べる上で大切なものです。同時に、言葉をきれいに発音する上でも重要な役割を担っています。 そんな大切な歯ですが、高齢になり、自分の歯を失うことが一般的です。はるママは、早い時期から出産後のカルシウム不足や齲歯が原因で抜歯…

はるの由来

ハンドルネームに「はる」という名を使っていますが、私の本名には全く入っていません。私が担当させて頂いた方で、「はるこさん」が多数おり、どこか親密感を抱いていました。なので、その方を思い出しながら前に進みたいと思い、この名前にしました。 中で…

パーキンソン病による嚥下障害と自覚症状

進行性疾患に伴う嚥下障害は、無自覚なまま進行する例が多くあります。理由は、変化がムセの増加や発熱など、明らかな要素が見て取れるまで気づかれにくいことが挙げられます。また、進行に伴い認知機能が低下することも要因になります。今回ご紹介するのは…

認知症と日中の傾眠

認知症者とお付き合いする上で、日中の傾眠は切り離せないものです。原因はお薬の副作用、疾患の影響、昼夜逆転など多々あります。これらの原因を探りながら、覚醒を促すことが、認知症のケアには欠かせません。 また、日中の傾眠は認知症を直接の原因とする…

アシェット

はるの住まいは高知です。しかも市内ではありません。一昔前は、おしゃれなカフェや、専門店もありませんでした。しかし、ここ10年で観光地化が進むにつれ、高知の食材を生かした食べ物屋がぐっと増えました。今日は「アシェット」に行ってきました。 本日の…

認知症ケア専門士試験 合格

認知症ケア専門士という資格試験の合格証が届きました。嬉しい反面、この肩書を名乗るには、知識も技量もまだまだ、と自分では感じています。専門士の名に恥じない仕事が出来るよう、精進していきます。 「認知症ケア専門士」の資格についてはこちらで詳しく…

エリザベス女王 生涯現役という生き方

昨年は多くの著名人がこの世を去りました。安倍前首相のように、志半ばで世を去った方もいた反面、長寿を全うし、最後まで影響力を及ぼした方もいました。エリザベス女王もその一人です。 90歳を超えても精力的に公務をこなし、知能の衰えを見せていませんで…

新型コロナウイルスと誤嚥性肺炎

年末より新型コロナウイルスの第8波が猛威を奮っています。不幸にも亡くなる方が急増しています。そんな中、興味深いニュースを目にしました。 https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20221229-00330382 高齢者施設でクラスターが相次いでいますが、コ…

武田鉄矢の今日の3枚おろし

はるは車通勤です。車の運転中、はるの楽しみになっているのが、ラジオの視聴です。定番の番組は「武田鉄矢の今日の3枚おろし」です。 この番組は、高校生のころに聞いていましたが、大学生になってからずっとご無沙汰でした。それが、数年前から車通勤とな…

嚥下と姿勢

高齢者施設でお仕事されている方の中には、利用者さんの車椅子が変わった、離床が困難になったなど、姿勢を巡る環境が変わると食事でむせることが増えたという体験をされた方がいらっしゃるのではと思います。はるも何度も経験し、その度に嚥下と姿勢の重要…

オルカン?S&P500?

はるは昨年から投資を始めました。最初は銀行員に勧められて始めましたが、今では証券会社を乗り換え、おやつや外食を我慢してお金を浮かせ投資するハマりっぷりです。仕事は大きな生きがいですが、生活のために働き続けるのは、やはり苦痛です。早く経済的…

コックドール

はるの唯一の趣味は食べ歩きです。 毎週食べに行くところを考えるのが日々の原動力です。 食べるって偉大!利用者の皆さんにも、少しでも長く食べる楽しみを味わってもらいたいです。 今週は高知市追手筋にあるコックドールさんにお邪魔しました。 コックド…

SK式食事場面嚥下機能アセスメント

はるの職場は老健です。病院併設の施設ですが、いわゆる嚥下造影(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)は行っていません。そのため、食事観察や水飲みテスト、口腔機能評価など機器を使用しない方法で嚥下機能の評価を行っています。はるは通常、食事評価と並行して…

ご挨拶

はじめまして。老健一人職場で働くSTのはると申します。 これまで同職種がいない職場だったので、STの役割は明確になっていませんが、組織と利用者様を支えられる人材になるよう孤軍奮闘しています。 このブログでは、学習中の資格試験の勉強法や、書籍や文…