STはるの研鑽記

老健STが孤独にめげず自己研鑽に励むブログです。

認知症ケア専門士試験 合格

 

 認知症ケア専門士という資格試験の合格証が届きました。嬉しい反面、この肩書を名乗るには、知識も技量もまだまだ、と自分では感じています。専門士の名に恥じない仕事が出来るよう、精進していきます。

 「認知症ケア専門士」の資格についてはこちらで詳しく紹介されています。

https://www.dcq-ex.net/shiken.htm

 マイナー資格であるため、はるも受験にあたり、情報収集に苦労しました。なので、合格までの道のりをご紹介しようと思います。

 

★使用した本

メインテキストとして使用しました。基本はこの本日からのインプットです。

問題集です。アプリがダウンロード出来る為、買いました。

標準テキストになります。細かい知識の確認に使いました。

★勉強法

 テキストだけでも膨大な内容なので、最初から問題を解き、分からない部分はテキストを読み、線を引いていきました。問題だけで4周したと思います。メインテキストに書かれてない内容は、ルーズリーフに書き込みながらはさみました。極力メインテキストに情報を集約し、纏まった時間が取れたときに読み返していました。受験前後は仕事でストレスを抱えることが多く、余裕もありませんでした。なので、朝の起きぬけ30分、昼休憩の10分など、ちりつも方式で勉強時間を捻出しました。最後の1ヶ月は、明らかに知識の足りていない社会資源や各論に特化してテキストを読み込みました。

 オンライン講義や模試を受ける方もいますが、私は不要でした。合格率50%前後と、この業界では低めですが、問題から傾向をしっかり掴みながら、理解を深めれば確実に合格出来ます。

★費用

テキスト・・・計20000円弱

受験費・・・一次試験で12000円、二次試験で8000円、登録料で15000円、年会費5000円 計40000円 合計  60000円になりました。

 STになるとき、恩師より、年収の1割は自己研鑽に費やせと指導を受けました。金額から言えば、1割にも達していません。しかし、現時点では高い資格だったと感じています。とはいえ、試験という強制力が伴うこと、その後も資格更新のために、講習を受け、知識をアップデートしていく機会となること、転職時の武器となることを考えると、自己研鑽の場としては良かったのかとも思っています。

 今の時代は日進月歩、常に新しい知識と技能を求められます。この困難な時代を乗り越えるべく、励んでいきましょう。